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建築業界での国民・厚生年金の基本や違い

建築業界で働く人に向けて、国民年金と厚生年金の基本と違いについて解説します。建築業界には、会社員・建築設計事務所を開設した個人事業主・社保未加入の会社で働く設計者などいろんな人がいますが、働き方により加入できる年金に違いがあります。また、国民年金には厚生年金と比べデメリットが存在します。国民年金にのみ加入している人は、厚生年金との違いもきちんと把握することが大切です。

建築業界での国民・厚生年金の基本や違い

基本は?

国民年金は、日本に住所のある20~59歳の人全員が加入しています。建築業界では、個人事業主として建築設計事務所を開設している人も多く、その場合はフリーランスと同じく国民年金のみに加入しているのが一般。社保に加入していない個人事業主の設計事務所で働く人も加入しているのは国民年金です。

厚生年金は社保完備の会社で働く会社員が加入しています。建築業界の中でも組織設計事務所やゼネコンなどに努めている人は厚生年金に加入している人が多いです。

年金は全3種類

年金は老後にもらえるというイメージが強いですが、それだけでなく下記のような3種類の年金が存在します。

・老齢年金:これはよく知られている離職後の老後の年金
・障害年金:病気やけがにより障害を持った時にもらえる年金
・遺族年金:家族が死亡した際に遺族がもらえる年金

国民年金と厚生年金のポイントと主な違い

≪国民年金≫
・対象は20~59歳の人全員
・保険料は個人で支払う
・保険料は給料によらず一定の16,490円/月(H29時点)支払う
・将来もらえる年金は老齢基礎年金のみ(納付期間などが計10年以上)
・滞納すると事故などで障害を負っても障害年金がもらえない
・支払いが困難な人は免除制度や追納制度がある
・付加年金や国民年金基金など、国民年金にプラスで年金額が増やせる制度がある
・満額779,300円もらえる(平均5.7万円/月)

≪厚生年金≫
・対象は社保加入の会社や設計事務所で働く人
・保険料は個人と会社で折半
・保険料は給料(報酬+賞与)で決まる(概算、毎月の給料の9%ほどで賞与は別計算)
・将来もらえる年金は、老齢基礎年金+老齢厚生年金
・国民年金にも自動加入していることになる
・配偶者は保険料0円で国民年金に加入できる(配偶者の年収が130万円未満などの条件あり)

国民年金と厚生年金に違いについて認識しておこう

配偶者の保険料負担が無料で国民年金に加入できる点は、厚生年金だけのメリットです。国民年金のみに加入している人も、精度の概要を把握したうえで適切な働き方と老後の備えを考えましょう。

この記事を書いたライター

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株式会社ループス 
スクエア東京:web担当

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