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部門別損益計算書が必要な理由は?〜得られるメリットとは〜
部門別損益計算書という言葉をご存知でしょうか
部門別損益計算書というと、なぜ必要なのか、どんな役に立つのかという疑問が必ず出てきます。
もちろん部門別損益計算書を作成するメリットはあります。
今回は部門別損益計算書についてと作成するメリットを解説していきます。
部門別損益計算書とは?
皆さんがご存知の決算書は通常、1つの企業につき1つですよね。
ですが、度々もう少し詳しく企業状態を見ることができたら良いのにと思うこともあるかと思います。
そんな時に役立つのが部門別損益計算書です。
部門別損益計算書はより詳しい情報を知るために事業別、部署別に作成されます。
決算書で企業全体の利益や売上を把握することはできても、部署や事業別に把握できていないとどこが赤字の原因になっているのかが詳しくわかりません。
部門別損益計算書を作成することで情報が細かく分類され、知りたいことや今まで気づけなかった気づきを発見することができるようになります。
2つの部門別損益計算書
部門別損益計算書には2つの種類があります。
1つ目は、別々の事業をやっている企業が作る部門別損益計算書です。
例えば、建設業を主にやっているけれど加えて飲食業も経営しているという企業です。
この場合にはどちらの業績が良いのか把握しておきたいですよね。
それぞれの業績を詳しく把握するために部門別損益計算書を作成して別々に調べることができます。
2つ目は、多くの店舗を持っている場合です。
チェーン店と呼ばれるお店であったり多くの店舗を持つ企業はどの店舗が1番売上が良く、どの店舗が売上不調なのかを把握したいと思います。
そんな時に部門別損益計算書を店舗別に作成し、詳しい情報を見ることでこれからも店舗を継続するのか撤退するのか、どのような戦略を立てるのかを決定することができます。
部門別損益計算書のメリット
部門別損益計算書を作成するメリットは、計画と実績の差異を分析できることです。
企業が赤字を叩き出す原因は必ずありますが、時にどうしてそうなっているのかを正確に把握できない場合が出てきます。
部署別、事業別に詳しく見ることができる部門別損益計算書を作成することで詳しい原因を突き止めることができるでしょう。
また、部門別損益計算書を作成することで権限委譲を行うことができます。
部署毎に部門別損益計算書を作成することで各部署の責任者が責任を持ちやすくなります。
経営幹部や管理職にとって業務を任せてもらえるということは大きなモチベーションになり、意欲向上につながるでしょう。
まとめ
損益計算書はどの会社も作成していますが、部門別損益計算書を作成している企業はまだまだ少ないのではないでしょうか。
今回メリットを紹介しましたが、企業の赤字の原因を追求する上でもとても役に立つものですのでぜひ取り入れてみてください。
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