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認印の電子印鑑作り方とポイント
認印の電子印鑑作り方とポイントについて紹介します。
認印の電子印鑑は無料で作れる
認印の電子印鑑は簡単に無料で作ることができます。
代表的なフリーソフトは
・Excel電子印鑑
・電子三文判
・クリップスタンプ
・クリックスタンパー
・電子印影
・印鑑透過
の様なものがあります。
あくまで一例ですので、ご自身が作りやすいと思ったもので作成頂いて構いません。
作成ポイントと方法
作成をするにあたって予め把握しておいた方がいいポイントを5点お伝え致します。
・フォント
楷書体や行書体がオススメです
・色
赤もしくは朱色を選択しましょう
朱色は「色の設定」のユーザー設定からHexに#EA5506と入力すると朱色を選ぶ事ができます。
・配置
文字は円の少し内側に来るように作ると見栄えが良くなります。
・バランス
枠線を活用して中心に揃えてください。
・保存形式
背景透過のデータの方が使い勝手がいいため、必ずpng形式で保存しましょう。
では、実際に作成する手順を記載していきます。
１、「挿入」タブの「図形」を選び楕円形を選択します
正円にして、円の塗りつぶしを「塗りつぶしなし」に設定する
枠線は赤を選択します。太さは1pt～2.25ptのあいだであればバランスがいいです。
「挿入」から「ワードアート」を選び文字を入力してください。
「文字の塗りつぶし」を円と同じ赤に変えて「文字の輪郭」も同じ赤に変更します。
影がついている場合は「文字の効果」から影無しにしておきます。
「ワードアートのスタイル」の「テキストボックス」から「文字列の方向」を縦書きに変更します。
２、バランスを整える
円周に合わせてサイズを調整してください。
円の少し内側に来るように作ると見栄えが良くなります。
円と文字を中央寄せにし、バランスを整えたら完成です。
３、保存
円と文字を選択し「図として保存」を選ぶと保存ができます。背景が透過していると使い勝手がいいので、png形式で保存してください。
無料で作るメリット・デメリット
（メリット）
・費用がかからない
費用をかけて作るわけでは無いので、当然費用がかかりません。
・書類のやり取りがスムーズに行える
PC上で書類を作成することが日常となっている昨今、リモートワーク推奨の状況も相まって社員一同が同一の場所で業務を行う場面が減少してきています。この様な場合でも、電子印鑑のデータがあれば、業務を滞りなく進めることができます。
（デメリット）
・偽造・悪用のリスク
ご自身で簡単に作成できるということは、誰でも簡単に作れるということを意味します。社内・社外関わらずご自身が把握していないところで無断で悪用されてしまうケースもあります。
・作成しなければならない
フリーソフトであれ、エクセルであれ、その他ソフトであれ作成する為の手間が必要になります。また、ご自身で作るがゆえにこだわり出してしまうと更に時間と手間がかかってしまいます。
まとめ
電子印鑑の作成やメリット・デメリットについてお伝えしました。
作り方は様々ありますので、ご自身のやりやすい方法で試して頂ければと思います。また、電子印鑑を作ったからと言って電子印鑑「だけ」しか使えないという訳では無いので、お伝えしたリスクを回避しながら実際の印鑑と電子印鑑を使い分けるという考え方もいいと思います。
この記事を書いたライター
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