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株式会社設立に必要な書類は?書き方や提出方法について解説
会社設立時には定款(ていかん)のほかにも提出が必要な書類があります。今回は、書類別の書き方や提出方法について解説します。
会社設立にはどんな書類が必要?
株式会社を設立するにあたり、以下の10種類の書類が必要になります。
・登記申請書
・登録免許税納付用台紙
・定款
・発起人の決定書
・取締役の就任承諾書
・代表取締役の就任承諾書
・設立時取締役の印鑑証明書
・資本金の払込みがあったことを証する書面
・印鑑届出書
・「登記すべき事項」を記載した書面
または
保存したCD-R 会社設立時に登記簿に登録するために提出する書類
(PDFなどで保存したCD-Rでも可)
それぞれの書類の意味について解説していきます。
それぞれの書類の意味
1. 登記申請書
新しい会社を設立したり、既存の会社情報を変更する際に、法務局に提出する書類です。会社の法的地位を確立し、法的な変更を通知するための大切な文書です。
2. 登録免許税納付用台紙
登記免許税を納付するための情報を記載し納付手続きをスムーズに行うために使用される書類です。台紙に必要事項を正確に記入し、税金を納付することで、会社の登記手続きを法的に完了することができます。
3. 定款
会社設立時に発起人全員の同意のもとで策定される、企業の根本原則が記載された文書です。
4. 発起人の決定書
発起人の決定書は、会社設立時に発起人全員が合意し、株式会社の根本的な方針や原則を確立する文書です。法的な基盤としての役割を果たし、会社の内外において運営を規定します。
5. 設立時取締役の就任承諾書
会社設立時に選任される取締役がその役割を引き受けることを確認する文書です。
6. 設立時代表取締役の就任承諾書
新しい会社の設立時に選任される代表取締役がその役割を引き受けることを確認する文書です。
7. 設立時取締役の印鑑証明書
取締役が使用する印鑑の種類や印影が証明されており、法的な文書に取締役の印鑑が使用される際にその正当性を証明するために提出されます。
8. 資本金の払込みがあったことを証する書面
会社設立時や増資時に株主が設立資本金や増資資金を実際に支払ったことを記録し、証明する文書です。
9. 印鑑届出書
会社の実印となる代表者印を法務局に届け出るための書類です。印鑑の正当性や所有者が確認され、取引や契約時に利用されます。
10. 「登記すべき事項」記載した書面もしくは保存したCD-R
会社設立時に必要な「登記すべき事項」を記載した書面もしくは保存したCD-Rを用意します。会社の法的な存在を証明し、法的な取引や契約に基づく情報源として重要です。
会社設立の必要書類の綴じ方
必要な書類が全て揃ったら、書類を揃えてホチキスで綴じます。
会社設立の必要書類はただ揃えて綴じるだけでなく、以下の順番どおりに綴じる必要があります。
登記申請書
登録免許税納付用台紙
定款
発起人の決定書
各就任承諾書
印鑑証明書
資本金の払い込みを証する書面
間違えないようによく確認しておきましょう。
まとめ
会社設立に必要な書類は約10種類です。
しかし、書類の提出先や必要条件は地域や法律によって異なるため、そこは注意が必要です。
また、当然の話ですが必要な書類は早めに準備し、提出期限は遵守しましょう。
そうすることで、申請が通らないことを心配せず、スムーズな会社設立ができ、精神的にも余裕が持てます。
年末年始や夏季休暇など担当官庁の休業期間があるため、いつ休業なのかをしっかり把握して余裕を持って提出するようにしましょう。
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