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IPO準備企業に必要な反社チェック(コンプライアンスチェック)と反社会的勢力排除の体制整備
IPO準備企業に必要な反社チェック(コンプライアンスチェック)と反社会的勢力排除の体制整備について紹介します。
IPO準備企業に必要な反社チェック(コンプライアンスチェック)
IPO準備企業において「反社チェック」は重要な要素です。
昨今、暴力団排除条例等の運用で絶対数は減少傾向となっていますが、社会に溶け込んでいる構成員も多くいます。
全く関りがないように思える企業でも、実のところ反社会的勢力と蜜月関係であったり、従業員が構成員だったという場合があります。
その様な企業との取引が発覚した場合は、上場審査をパスできなくなってしまいます。
ですので、IPO準備企業において反社チェックは必ず行うべき事項になっています。
以下においてその方法や注意点を説明していきます。
取引先・従業員・株主等のステークホルダーの反社会的勢力との関りの有無を調べることを「反社チェック」「コンプライアンスチェック」と言います。
具体的な方法は各企業によって策定することとなっており、その調査方法に課題を持つ企業も多くあります。
IPOを行う上で反社会的勢力との関係はご法度となっています。
「反社チェック」の具体的方法
方法を定めただけでは、実態を見極めることはできません。
各々の繋がりに焦点を当ててチェックすることが重要となります。
金融機関や東京証券取引所等においては、独自のデータベースを保有しておりチェックを行っている状況です。
ですが、各企業ごとでこのようなデータベースを保持・運用することはコスト面からみて現実的ではありません。
証券取引所の視点と上場企業への反社チェック
昨今では、多岐にわたる上場審査基準の中で特に反社会的勢力との関係性確認は入念にチェックされる事項です。
反社会的勢力との関係がある企業を上場させてしまった場合、証券取引所の信用が崩れ公正な市場取引が脅かされる可能性があるためです。
既に上場している企業に置いても、例外ではありません。
厳しい上場審査をパスした後、知らず知らずのうちに反社会的勢力との関係をもってしまう事も考えられます。
知名度も歴史もあるような大企業においても、自社のリスク管理の為しっかりとした反社チェックを行いましょう。
同時に気を付けたい「反市場勢力」
反社会勢力の中では、暴力団関連より調査が難しい「反市場勢力」という勢力があります。
株式市場での不正取引や違法な手段での利益獲得を行っているのですが、社会にしっかりと紛れ込んでいる事が多いです。
反市場勢力が行う活動の一つにインサイダー取引があります。
この活動を行う勢力は「仕手筋」と呼ばれ、組織化して不正を働いていることが一般的です。
炙り出すことが難しい「反市場勢力」ではありますが、しっかりとしたチェック体制を敷き、正常に運用されている事が上場審査の基準となっています。
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