バーチャルオフィス
お役立ち情報
今更聞けない共同経営のアレコレ
今更聞けない共同経営のアレコレについて紹介します。
共同経営とは?
2人以上の経営者によって企業が運営される共同経営というものがあります。この項では共同経営のメリットや事前に知っておきたい注意点などをまとめていきます。
まず、共同経営とは2(つ)人以上の経営者・企業が「カネ」「ヒト」「責任」を共有して共にビジネスを行うことを指します。一般的に、共同経営者のそれぞれが利益・損失・責任を分担し、ビジネス上の決定や業務分担を共に行うものです。しかし、経営者同士の権利バランス(利益・損失の配分、責任、意思決定権)必ずしも同一とは限りません。詳細は後述しますが、出資比率に応じて最終決定権の有無があります。共同経営はリスク分配・責任分配・専門性・リソースなどお互いに補い合ってシナジーを最大限発揮するタイプの経営手法と言われています。
共同経営のメリット
共同経営を行うメリットとして代表的なものは4つあります。
・リソースの共有
共同経営では、それぞれの経営者が持つ資金・時間・労力などのリソースをシェアする事ができます。これにより、単独でビジネスを行うよりもはるかに範囲や規模の拡大が見込めます。
・知識やスキルの補完
共同経営では、それぞれの経営者がそれぞれの得意分野や特徴を活かして、苦手な部分を補う形になります。1人では対応できない状況になったとしても、誰かが補う事ができれば大きな成功への近道となります。
・負担・リスクの分散
共同経営では、それぞれの経営者が互いに助け合い、ビジネス上の負担を分けるだけでなく、企業が立ち向かわなければならない困難やリスクを分ける事も可能です。とても大きな重圧から解き放たれれば、更に良いパフォーマンスを発揮できることに繋がり、正しい判断を素早く行うこともできるでしょう。
・多角的な視点
共同経営では、それぞれバックボーンやリソースが異なる経営者同士が集まることとなります。ですので、1つの議題に対してもより多角的な視点で検討する事ができます。今まで思いもつかないような斬新なアイデアやビジネスチャンスにつながる可能性を秘めています。
知っておきたいポイント
共同経営を上手に運営する為にはどのような点に気を付ければいいのでしょうか。良く聞くポイントとしては次の3点です。
・目的の明確化
「なぜ共同経営をしているのか?」という点を明確にしておきましょう。この点が明確であれば、それぞれのコミュニケーションや経営戦略立案が円滑に行え、事業の成功へ向けたロードマップが明確になります。
・契約書でのルール明文化
共同経営を行う上でのルール(合意事項)を文書化したものです。これは、共同経営者同士が共にビジネスを行う上での決まり事を定めて、それぞれの役割・責任を表したものです。
・積極的なコミュニケーション
齟齬・対立・不信感は積極的なコミュニケーションを行うことで解消されるものです。計画・目標・ビジョンが言葉だけにならないように、定例ミーティングを実施して、お互いにアップデートとキャッチアップをしましょう。この場で経営者全員が共通認識をもって同じ方向に進めるようになるでしょう。
まとめ
共同経営は、互いの長所と短所を活かしながら運営していく経営手法です。ビジネススピードが加速する現代においては、複数人の知識やアイデアで乗り越えていくのも選択肢の1つかもしれません。
東京のバーチャルオフィスに関するわからないことは、
まずはスクエア東京へご相談ください。
24時間365日受け付けています。お気軽にご相談ください。
電話のお問い合わせ : 0120-409-730 (平日10:00~18:00)