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ざっくりと「株式投資」について理解しよう
ざっくりと「株式投資」について理解しようの記事をご紹介します。
会社はどうして「株」を発行するのか！？
そもそもなぜ会社は「株」を発行するのか？その理由は明確で会社を運営していくための「資金集め」です。
会社を運営するとひとくちにいっても実にさまざまな要素がそこにはあります。その会社をどこにするのか？土地を買って建物を建てるのかビルのオフィスを借りるのか？何を売るのか？その材料はどこで調達するのか？人材はどれくらい必要なのか？給与はいくらか？それらを考え出すと切りがないほどです。
また始める時点で莫大な資金を持っているといったことは少ないでしょう。そこで「株」を発行し、それを色々な人に買ってもらい（投資家）その資金をもとに会社を運営していく元手となるもの、と考えればよいでしょう。
発行された「株」を買うとどんなことが起こるのか！？
当然ながら「株」を買うのはそれにメリットが存在するからです。私たちが日々さまざまなモノを買うのは、そこに何かしらのメリットが存在するから買う事とまったく同じです。
では「株」を買うことでどんなメリットがあるのでしょうか？ひとつ目は「値上がり益（キャピタルゲイン）が見込める」という点です。つまり買った時の価格より値上がりが期待できるからということです。つまり買った株が値上がりして、そのときに売ると差額が儲かるといった実にシンプルな理由です。
例えばA会社は1株1,000円の株を発行していました。それを10口買うとします。そのようにしてA会社は色々なひとに株を買ってもらいたくさんの資金を得たため、商品を開発してそれが大ヒットしました。A会社はたくさんの売上を集めたため株価が1株2,000円になりました。そこで持っている株を売れば、値上がりした1,000円が10口あるため10,000円プラスされて返ってきたということが「値上がり益（キャピタルゲイン）」です。これが株式投資においていちばん主流の利益を上げる方法になります。
二つ目は「配当金」というメリットです。会社が株を買ってくれた人たちに「資金をもらったお礼」としてお金を配るという仕組みです。この配当金の金額などは会社によって違ってきます。業績（たくさん儲かっていたら）が良ければ配当金も多いですが、逆の場合は少なかったりします。逆にこの配当金の内容がよければそれを魅力に感じた投資家が株を買ってくれてその会社もよりたくさんのお金を集めることができるといったわけです。
そのほか「株」を買うことで得られるメリットとは！？
利益や配当金以外にも、お金ではありませんがメリットがあります。「株主優待」という仕組みです。配当金に少し似たところもありますが、これは株をかってくれた人たち限定でプレゼントを配るといったものです。例えばその会社が飲食店なら「お食事券3,000円券」とか、ホテルなら「宿泊券」といったのものがもらえます。実施をしていない会社もあるので、あくまで「おまけ」といった感覚でしょうか。
「株」にはデメリットもある！？正しい知識をもって株式投資の世界へ踏み込もう
当然ながら株式投資にはデメリットも存在します。端的には「買った株の会社が儲かるとは限らない」ということです。先ほどの「値上がり益（キャピタルゲイン）」のところで紹介した、「1,000円の株が商品が大ヒットして2,000円になった」というところで、逆に「まったく売れなくて赤字になり1,000円が500円になった」ということも起こりえます。
またそのことがきっかけで倒産した、ということも珍しいことではありません。だからこそ、買いたい会社の株について詳しく調べて深い知識をもち判断していくといった思考が株式投資には不可欠です。言ってしまえば「ルールは簡単、中身は深い」ということです。正しい知識をもって株式投資をおこないましょう。
この記事を書いたライター
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