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私たちの生活に密接にかかわる「税金」の使われ方について
私たちの生活に密接にかかわる「税金」の使われ方についての記事をご紹介します。
生活の身近なものすべてに関わる「税金」の使われ方
私たちの生活は、自分や家庭内だけでは生活ができません。常に社会の中で生活しています。具体的な「社会」とは、「教育(学校)」「病院など健康・福祉に関するもの」「道路・信号・高速道路などインフラ」「事故や火事などの対応(警察・消防など)」「災害時の対応(避難所・食糧など)」「ごみの回収から処理」といったこれらすべて公的サービスというシステムを構築しまた運用していかなければなりません。それには当然資金が必要です。これらの資金として充てられているのが「税金」というわけです。
生活していくうえで欠かせない「ゴミの処理」も税金の役割
日々の生活の中で、欠かせない家庭のゴミ回収やその処理についてもそれらの費用全般が税金によって賄われています。具体的にゴミの回収から処理についての流れを見ていきましょう。まずゴミの収集について「一般ゴミ」は決められた収集日に決まった場所で回収車にて回収してくれます。いっぽう「資源ゴミ(有害、危険ゴミ含む」は原則無料で回収してくれます。リサイクルごみは例えば洗濯機やテレビ、冷蔵庫、エアコンは家電リサイクル法によって、回収した自治体ではなくメーカーが回収します。またそれぞれリサイクル料金がかかります。おおよその概算ですが洗濯機や衣類乾燥機は約2,500円~3,300円、テレビは約1,400円~3,700円、エアコンは約1,000円~9,800円、冷蔵庫は約3,700円~6,100円という金額になっています。
ゴミの廃棄処理がどのようにすすめられていくのか?
ごみの廃棄処理方法の流れとして、最初に収集運搬業者により収集と搬送がなされ、処分・処理を行う施設や業者に運ばれていきます。次に「中間処理業者」とよばれる場所で「減容・安定化、無害化、資源化」と呼ばれる処理がなされます。ここでは主に検査や計量が行われた後、ごみの種類によって選別され、それぞれの形を小さくしたり形を変えたりして(処理内容としては焼却、圧縮、粉砕、溶解、脱水など)最終処理がしやすいように処理されていきます。この「中間処理業者」にはリサイクルのための前処理、最終処分という欠かせない重要な役割を果たしています。そして「最終処分業者」で土の中に埋められたり、埋立地として使われたりします。それらは環境に害を及ぼさない状態で安心して処理されています。
道路、街路樹、地域の清掃などにも税金が使われている。
普段私たちが何気なく通っている道路や公園、またそれらの脇に立つ樹木などの清掃、管理についても税金が使われています。公園では公衆トイレやベンチや遊具などにも自治体で呼びかけて定期的な清掃活動が行われています。また「環境保全センター」において、環境保全に関する知識を深めるための講習会や交流の場を設け、活動推進を呼びかけています。こういった細部にわたる街づくりにおいても税金が役立てられています。これらのことを理解しておくことで、さらに税金に関しての意義を感じ取れることでしょう。
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