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経営判断に欠かせないアカウンティング始める前に知っておくべきこと

アカウンティングとは、会計や経理といった意味を持つ言葉で、会社の経営状況や財務状況を数字で管理することができます。
取引の流れを数字で記録することによって、問題点などの分析に役立ちます。

今回はアカウンティングの種類から重要な財務三表まで徹底解説を行なっていきます。

経営判断に欠かせないアカウンティング始める前に知っておくべきこと

2つのアカウンティング

アカウンティングには2つの種類があり、それぞれ社内用と社外用に分けられます。

1.管理会計
社内向けの作成するアカウンティングで、企業の経営判断に役立てることができます。
企業の経営状態を把握しやすいため戦略を立てやすく、業績評価を行いやすいというメリットが挙げられます。
事業に必要な資源や商品やサービスの原価、損益などが管理されます。

2.財務会計
取引先などの企業の外に向けて作成するアカウンティングです。
企業の経営状況を社外へ報告する必要があり、投資家や銀行がその企業に投資するかどうかなどの判断材料になります。

企業会計原則とは?

企業会計原則とは、法的な力はありませんが、守るべきルールとして重視されている7種類です。

1.真実性の原則
企業会計は企業の財務状態や経営成績において真実の報告を行わなければならないという原則です。

2.正規の簿記の原則
全ての取引において正規の簿記の規則に従い、貸方と借方を使用する複式簿記を使用するべきという原則です。

3.資本取引・損益取引区分の原則
資本取引と損益取引を明確に区別する必要があり、資本余剰金と利益余剰金を混同してはならないという原則です。

4.継続性の原則
企業会計は処理の方法を変更せずに毎期継続して同じものを使用するべきという原則です。

5.明瞭性の原則
企業の財務状況に関する情報を関係者に明確に提示する必要があり、企業への適切な判断を鈍らせることがないようにするという原則です。

6.保守主義の原則
企業の財務状態に不利益を被りそうな場合は健全な会計処理を行う必要があるという原則です。

7.単一性の原則
異なる形式の財務諸表を作成する必要があった場合でも、会計帳票は単一にしなければならないという原則です。

アカウンティングに重要な財務三表

アカウンティングには財務三表が欠かせません。

・貸借対照表
資産、負債、純資産の3つからなり、会社の財政状況を示す書類です。
負債と純資産のバランスを見ることで、倒産リスクを把握することができます。

・損益計算書
売上総利益、営業利益、経常利益、税引前当期純利益、当期純利益の5つの種類があり、企業が得た利益を分類します。
企業がどのような活動で利益を出しているのかを把握することができます。

・キャッシュフロー計算書
企業の金銭の流れを記録する書類のことで、貸借対照表や損益計算書では把握できない流れを確認でき、企業の現金などの増減を可視化することができます。

まとめ

アカウンティングを活用することによって、経営状況や財務状況を数字で管理することができ、問題点改善の取り組みに役立ちます。
正しく理解することで経営の改善に活用していきましょう。

この記事を書いたライター

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株式会社ループス 
スクエア東京:web担当

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