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ロゴデザインを守るために事前の商標調査は欠かせない
ロゴをデザインする上で必ず知っておいて欲しいのが商標についてです。
トラブルを防ぐためにも商標確認は必ず事前に行なっておくべき作業です。
今回は商標についてと商標確認方法について解説していきます。
商標登録について
商標とは、自分の作品と他の人の作品を区別するための標識のことです。
よく間違われるもので著作権がありますが、著作権は作品完成後に自然に発生する権利のことで、商標権は申請を行う必要があります。
商標登録が完了すると商標権という権利が発生し、商標登録をした作品と同じもしくは似たような作品を無断で使用すると商標権の侵害になります。
商標には文字や図形、記号が当てはまり、作成したロゴマークがすでに商標登録されている他の作品と類似していた場合は商標権の侵害として損害賠償や刑事罰が課される対象となります。
商標調査は欠かせない
商標権の侵害を起こさないためにも、ロゴマーク作成時にしておくべきことは商標調査です。
今から作成するロゴマークがすでに商標登録されている他の作品と同じ又は類似していないかを調べることを言います。
調査をした結果、同じようなロゴが見つからなかった場合は商標権の侵害にはならないという判断ができ、安心して自作のロゴデザインを使用することができます。
一方で、似たようなデザインを見つけてしまった場合は直ちに使用を中止し、変更する必要があるため、作成したロゴデザインを使用する前に商標調査を行なっておくと安心です。
商標の中でも商標調査の対象となるものは商標登録がされている商標と、登録申請中の商標に限られます。
商標調査を行うタイミング
では、商標調査は一体どのタイミングで行うべきなのでしょうか。
ロゴデザインを作成するときは、ロゴデザインの文字と同じもしくは似ている商標があるかどうかを調査する必要があります。
もし商標調査を行なって類似したロゴデザインが発見された場合は1から作り直しとなるため、調査をするタイミングはロゴデザイン制作前が最適と言えます。
ある程度どのようなロゴデザインを作成するのかアイデアを出したら、そのロゴデザインが商標登録されているものとかぶっていないかを調査しましょう。
もし少しでも類似しているのではないかと疑問が浮かんだ場合は、変更した方が安全に使用できます。
完成したロゴデザインが図案化されている場合は、文字だけでなくデザイン自体とも同じもしくは類似している商標登録がないかどうかを調査した方がトラブル防止になります。
そしてトラブルを防ぐためにも、商標調査をクリアして無事作成したロゴデザインは商標登録を行なっておきましょう。
まとめ
ロゴデザインは著作権の他にも商標に当てはまるため、商標権の侵害になりかねません。
せっかく作ったロゴデザインがトラブルの種とならないようにするためにも、事前に商標調査は必ず行なっておくと安心です。
また、作成後は必ず商標登録を行い、大切なロゴデザインを守る方法をとりましょう。
この記事を書いたライター
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