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印鑑届出書って何?
印鑑届出書って何?について紹介します。
印鑑届出書が重要な理由
印鑑届出書は「代表(者)印」=実印を法務局へ登録する際に必要な書類です。会社の実印は法務局へ登録することが法令で定められていますので必ず行いましょう。登録を終えると印鑑証明書を発行することが出来るようになります。
いつ必要になるの?
・会社設立の際
商業登記法により、会社登記を行う際に会社実印を届け出ることが法令で義務付けられています。登録し、印鑑証明書が発行されたら実印として使用する事ができます。
・印鑑変更
ケースとしては少ないかもしれませんが、登録した印鑑を変更する際にも必要となります。
・代表が変更となった場合
・紛失・盗難・破損してしまった場合
です。
この場合は新規申請ではなく、「改印」の手続きをとってください。
・本社移転
本社を移転する際も手続きが必要な場合があります。これは、管轄する法務局のエリアから外に出る場合です。法務局のウェブサイトで管轄エリアを調べて頂き、必要に応じて移転先の管轄法務局で手続きを行ってください。
・会社清算
あまり考えたくはありませんが、この場合も手続きが必要となります。清算段階に入った会社の代表は現在の代表者ではなく清算人が務める事になっています。一般的には、届出を行う「代表(者)印」は届出者を清算人に変更して、印鑑届出書を解散登記と同タイミングで法務局へ提出します。
オンラインでの申請方法
印鑑届出書はオンライン手続きをして頂くことも可能です
営業時間が限られている法務局へ赴かなくてもウェブ上で手続きが行えることは忙しい経営者の皆様にとっては朗報ではないでしょうか。
オンライン申請は以下の手順で行います。
詳しくは法務局のウェブサイトをご確認ください。
・申請書類の作成・・・法務局のウェブサイトより所定の用紙を入手し記入してください
・電子証明書の取得・・・記入した申請書類に実印を押印し、電子証明書を取得します
・申請・・・「登記ねっと」https://www.touki-kyoutaku-online.moj.go.jp/から申請します
注意点を挙げるとすると
・印鑑届出書の申請はオンラインでの登記申請が前提となっています。
登記と同じタイミングで行う必要があるため予めご注意ください。
・申請を行うため、システムへの登録や電子証明書の取得が必要となります。
まとめ
窓口へ赴かなくても申請ができるオンラインが主流となりつつありますが、印鑑証明書自体は引き続き必要となっています。本記事を参考にスムーズに手続きを行ってみてください。
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