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タイポグラフィを使用する際のルールとは?昔と今の違い

文字をデザインする際にタイポグラフィという技術が用いられます。
より美しいデザインをするためには欠かせませんが、具体的にはどういったものなのかよくわからない方もいらっしゃると思います。

今回はタイポグラフィについてと使用する際のルール2つを解説していきます。

タイポグラフィを使用する際のルールとは?昔と今の違い

タイポグラフィとは一体何?

タイポグラフィとは、文字を読みやすく、そして美しく見せるために使われる技術のことです。
タイポグラフィを活用すると、ロゴなどをより印象的に表すことができ、コンセプトを伝えやすくなります。

・タイポグラフィの定義は以下の2つです。
・目的に従って印刷の材料を正しく配置する技術
・文章を読み手が正しく理解できるように文字、余白、活字書体を工夫する技術

ですが、これはタイポグラフィの定義が生まれた15世紀は決まった大きさの印刷しかできなかった時代に印刷物に対して使われていたもので、現在ではタイポグラフィとは文字全般のことを指す技術に変わってきています。

そのため、タイポグラフィの定義は
・美しく読みやすい文字を並べる技術
・文字のデザインを行う技術
の2つに変わってきています。

タイポグラフィのルール1

タイポグラフィを使用する際の守るべきルールは様々です。

1つ目は、コンセプトに合ったフォントを選ぶということです。
フォントには感情や雰囲気を伝える役割も含まれており、怒りと悲しみが伝わりやすいフォントを例としてご紹介します。

1 851チカラヨワク
筆圧の弱い手書きの文字のようなイメージで、柔らかい見た目のフォントです。
少し型崩れしたような文字のため、弱々しい印象を受け、悲しい気持ちを表現する際によく使用されます。

2 851チカラヅヨク
こちらはチカラヨワクの反対バージョンです。
まるで文字を書き殴ったかのような荒々しさで男性的なイメージです。
ツッコミをする際や怒りを表現する際に使われます。

このように伝えたい感情や雰囲気でフォントを選んだり、文字デザインを使用する場所に沿って選んだりするとコンセプトや伝えたいことが伝わりやすいです。

タイポグラフィのルール2

もう1つ挙げられるのは、優先度と文字のサイズは比例するということです。
広告やサイトなどで1度は目にしたことがあると思いますが、大抵タイトルは大きく太い文字でデザインされ、説明や本文などは少し小さく細い字で書かれていますよね。
これは重要な情報をより強烈に印象づけるためです。

タイポグラフィの目的は情報を正しく理解してもらい記憶してもらうことにあると言えます。
そのため、1番伝えたいものは1番大きく太い文字で書き、優先順位に従って文字を小さくしていくのが効果的です。
例えば、「記事の見出し」、「企画などのタイトル」などが当てはまります。
反対に、「日時」、「値段」などの補足情報は小さい文字を設定することで強弱がつき、記憶に残りやすくすることができます。

まとめ

タイポグラフィが定義づけられた15世紀からどんどん目的や定義は時代に沿って変化してきました。
今ではデザイン性を問われたり美しさを求めるために使用されたりしますが、美しさや良いデザインというのは全て読みやすさにかかっています。
ルールをきちんと理解してタイポグラフィを取り入れるとより良いデザインができるますよ。

この記事を書いたライター

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株式会社ループス 
スクエア東京:web担当

スクエア東京のウェブ担当スタッフが不定期で更新します。バーチャルオフィス界隈の最新ニュースからビジネスのノウハウまで、ランダムにアップいたします!

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